繰り返される実践
2005年度のNHKハングル講座で講師をしていたキム・ジナ(金珍娥、김 진아)先生が、番組の中で、
「記憶とは、繰り返される実践である」
と何度もおっしゃっていた。
分かったような分からんような言葉であるが、おそらく、
言葉を身に付けるには記憶が大切であり、そして、記憶するには同じことを何度も繰り返す必要がある、
というような意味であろう。キム先生は、反復練習の重要性をいつも強調していたし、中国語の相原先生も、講座を録音録画して何度も繰り返すことが大切だとおっしゃっていた。
たしかに、中国語にしても韓国語にしても、その他の言語にしても、基本的な語彙や文法事項は覚えてしまわないとどうにもならない。で、覚えるにはどうすればいいかというと、やはり同じことを何度も繰り返すしかない。
覚えては忘れ、忘れては覚えの繰り返しで、別にゴールなどがあるわけでもない。ただ、毎日根気良く学習を続ければ、必ず進歩する。そんな簡単なことが常識になれば、NOVAなんかに騙される人もいなかったのかもしれんな。
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