サッカーの神様と京罵
11月23日に行われたセレッソ大阪VS湘南ベルマーレ。いい天気だったので、サイクリングを兼ねて長居に行ってきた。
前半開始早々いきなりPKで先制されるが、その後はほぼ完全にゲームを支配し、見事な逆転勝ち。
わざわざ片道1時間もかけてチャリで長居まで行った甲斐があるというものだ(電車で行っても、1時間くらいかかるんだが)。連休の中日、しかも快晴ということで、長居にはまたもや2万人を超える観客が集まった。メインスタンドは空席が目立つが、バックスタンドは観客でびっしり。サッカー不毛の地大阪で、2部の試合にこれだけの観客が集まるとは、それだけチームが地域に溶け込んできたということなのだろうか。
家族連れや女性の観客も多く、スタジアムの雰囲気は明るい。観客席から飛ぶ声援も温かい。プロ野球の試合で耳にする口汚い野次は耳にしなかった。 「京罵」なる珍語をも生み出してしまう某独裁国家のスタジアムなら、こうはいかないだろう。ヒマな人は、リンク先にある動画を見て欲しい。しかし、この国の人民は、公共の場で、どうしてこうも下品な言葉を平気で使うのだろう。こんな国でオリンピックをやってしまったのは、今さらながら人類史上に残る恥である。子どもや女性が安心してプロスポーツを観戦できる環境というのは、日本が誇るべき文化なのかもしれない。
さて、10月のVS仙台戦に負け、3位との勝ち点差を8にまで広げられ、昇格がほぼ絶望的な状況だったが、その後の試合を勝ち続け、仙台がもたついてくれたおかげで、最終戦を残した段階で3位仙台との勝ち点差は、1にまで縮まった。次の試合に勝ち、仙台が引き分け以下なら入れ替え戦出場が決まる。
サッカーの神様はどちらに微笑むのか。最終戦のVS愛媛戦は、12月6日の土曜日。森島の公式戦ラストゲームで、入れ替え戦出場を賭けた大一番。またチャリで見に行くか。
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