フォト
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

ブログ作者にメール

« Bad Reputation(空怒族) | トップページ | Homebound Train(雲南鉄道の旅) »

Touch & Go(ラジオ中国語講座攻略法)

やはり、毎年この時期、ラジオ講座で中国語を始める人がいるようなので、私の拙い経験を基に思い付いたことを書いてみたい。




1、放送スケジュールは気にしない
 

新年度の入門編「まいにち中国語」は、15分の講座が週5回あり、1ヶ月あたり20回だとすると、半年で約120回ある(実際は、もう少し多いだろうけど)。 入門編は、中国語の基礎をわずか半年で終えてしまうもので、全くのゼロから中国語を学び始める人にとっては、かなりのハードスケジュールである。ラジオの放送ないしNHKのサイトのストリーミングは、あくまでも音声教材を手に入れるための手段だと割り切ってしまおう。


2、ラジオ講座での独習はつまづいて当然 

 
中国語講座に限らないが、NHKが放送している語学番組は、非常に質が高く、有効に活用すれば、大枚をはたいて語学学校に通ったり、個人レッスンを受けるより、よほど効率的に学習することができる。しかし、私のようにニワトリ以下の頭脳しかない上に、忍耐力が全くない凡人にとって、ラジオ講座を聴き続けるのはかなりの苦行である。放送スケジュールに合わせて番組を聴き続け、半年後に約120回以上というゴールにたどり着くのは、素人がエベレストを無酸素で登るようなもので、まあ無理だというものだ。普通は15課程度で忍耐力が限界に達し、挫折するのがオチである。

でも、それで全く構わない。また1課から勉強を始めよう(これがとても重要)。2度目のチャレンジでは、20課くらいまでは到達できるだろう。3度目は25課、4度目は30課を目標にして、1課から勉強を繰り返してみよう。何度も同じ事を繰り返していると、1課~10課あたりで取り上げる単語や文法事項が徐々に記憶に定着し、だんだんと簡単に感じるようになる。そうなるとしめたもので、あとは最終回を目指して、何度も1課から勉強を繰り返すだけである。無事最終回までたどり着いたら、その先は同じ講座を何度も繰り返して聴きこむだけである。学習が日々の習慣になると、苦痛もほとんど感じなくなるので、それからは語彙を増やし表現の幅を広げる地道な作業が一生続くことになる。



3、とにかく音読と繰り返しが重要


かのハインリッヒ・シュリーマンを始めとして、語学の達人と呼ばれる人の学習方法を調べてみると、ほぼ例外なく音読の重要性をこれでもかというほど強調している。中国語も例外ではなく、とにかく講座を聴きながら、中国人ゲストの発音を真似て音読を繰り返そう。ついでに、チラシの裏でも何でもいいので、音読をしながら、テキストのスキットやピンインを書き写し、目と耳と口と手をフル活用し、脳を刺激して記憶の定着を図ろう。



4、あまり神経質にならない


中国語は、漢字や語彙など日本語と共通する部分も多く、英語などと比べると文法も複雑ではないので、日本人には比較的習得しやすい言語だと思うが、それでも、発音や声調はなかなかやっかいである。発音だけは個人レッスンでしっかりと身に付けるべき、というのも1つの考え方ではあるが、個人レッスンを受けたからといって、そんな短期間に発音が身に付く訳などない。ラジオ講座で発音の仕方を丁寧に解説してくれるので、講座を何度も繰り返し聴き込んで、耳を慣らしてしまうのが先決である。

大体、中国語の発音は、地域差や個人差が非常に大きく、個人レッスンを担当する中国人の発音が正しいとも限らない。彼らの頭の中には、命とカネの次に大事な「面子」という理解不能な概念が存在するので、できないことを平気でできるというし、実は自分の発音がなまっていて、他の地域の中国人からバカにされるなんてことは、外国人学習者の前では口が裂けても言わない。発音や声調の重要性を否定するつもりは全くないが、発音や声調が少々いい加減でも、何となく通じてしまうのが中国語の楽しいところでもある。

細かい事は気にせず、とにかく学習を続けよう。



5、とりあえず辞書はいらない
 

入門段階ではテキストに出てくる単語とその意味を、そのまま覚えてしまおう。辞書はいらない。ある程度ピンインを使えるようにならないと、辞書を引くことすらままならない。辞書ほど安いものはない、とは言うが、それでも数千円はするものだし、次々に新しい辞書が出て、改訂されるので、せっかくの辞書もすぐに陳腐化してしまう。学習を続けていると、辞書の必要性を感じる時が必ず来るので、その時に自分に合った辞書を選べばいい。ちなみに、私のオススメ辞書は、大陸で出版している現代漢語詞典という中中辞典だが、この辞書が使えるようになるまでは、別に辞書なんて買わなくてもいいと思う。なぜなら、日本で出版されている中日辞典は、ほぼ例外なくこの現代漢語詞典に依拠しているし、例文を丸写ししているものも少なくないからである。
 



6、インターネットやテクノロジーはフル活用しよう


私がラジオ講座を聴き始めた頃は、巨大なオーディオタイマーにラジカセをつないで、カセットテープで番組を録音したものだが、今はストリーミング配信があり、これをダウンロードしてMP3プレーヤーで聴くのが一番手っ取り早いし、費用もほとんどかからない。PCとMP3プレーヤーがあれば、あとはバックアップ用のDVDやUSBメモリがあれば十分である。昔は、カセットテープも結構高かったし、物理的にかさばるので、邪魔で仕方がなかったが、それがDVD1枚で済むのだから、いい時代になったものだ。

学習上の疑問が生じれば、ウェブ上で質問すれば、親切な人が答えてくれる。ラジオ講座で独習といっても、昔のように疑問が解けずに悶々とすることはまずないのでは。私も、自分で答えられる範囲のことはお答えしたいが、信頼性についてはあまり期待しない方が賢明かと。

 
 
 
 

 
今のところ思い付くのは、こんなもんかな。
 
 
普段ろくでもないことばかり書いている罪滅ぼしに、少しばかり真面目に書いてみた。そんなもんで中国語が身に付くと思ってるのか!? ふざけんなカス! 一歩前に出て歯を食いしばれ! と、ご立腹の方がいるかもしれないが、あくまでも私の個人的経験に基づいたデタラメなアドバイスにすぎないので、まあ参考程度ということで。


中国は、ほんと困った国だし、人民のお行儀の悪さにも辟易するばかりだが、10億以上の人が共通語ないし母語として使う言語を学ぶのは、今でも楽しいです。中国語を学ぶきっかけや動機は人それぞれだが、同じ学習者のはしくれとして、中国語を勉強してみようと考える人を応援しています。がんばってください。










Emerson Lake & Powell - Touch & Go




« Bad Reputation(空怒族) | トップページ | Homebound Train(雲南鉄道の旅) »

中国語あれこれ」カテゴリの記事

コメント

このところ送別会やら、宴会が続いたのでサボリ癖がつきました /(_ _;;

また今日からですね!

それにしても、Youtubeのサイトが非公開になり残念です〜
http://fchi.web.fc2.com

とにかく、勉強を続けることが大事ですからね。
ご自分のペースでゆっくり勉強するのがいいと思いますよ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/457984/51013239

この記事へのトラックバック一覧です: Touch & Go(ラジオ中国語講座攻略法):

« Bad Reputation(空怒族) | トップページ | Homebound Train(雲南鉄道の旅) »