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2015年2月

Fanfare for the Common Man(普通の人々)

雲南省大理にある小さなイスラム食堂。


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イスラム食堂といっても、何か特別なメニューがあるわけではない。


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雲南名物の米線や水餃子、チャーハンなど、ありふれたものばかりで、小吃店に毛の生えた程度である。ただし、当然のことながら豚肉はないし、飲酒は御法度である。大理に限らず、中国にあるイスラム食堂ではぼったくりも少なく、良心的な店が多いので、比較的安心して食事ができる。国が国だけに、あくまでも「比較的」なんだが。



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イスラム食堂だけではなく、老舗のイスラム旅館もある。15年前に私が初めて雲南を訪れた時から、つぶれずにずっと営業しているので、根強い需要があるのだろう。

大理には、古城のど真ん中に小さなモスクもあり、数は多くないがムスリムも住んでいる。漢族が権力を掌握している偉大なる中華人民共和国では、他の少数民族と同様に、ムスリムも2等国民として虐げられているのだろうけどね。



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所変わって、タイ北部の山奥にある小さな田舎町パーイで読書をしながらパンケーキの屋台の店番をするムスリムの女の子。まだ中学生くらいかな。幼いのにしっかり家計を支えて、偉いねえ。雲南もラオスもタイも、男は、酒タバコ博打で遊び呆けているが、女性は、老いも若きも働き者である。



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そのパーイにある立派なモスク。仏教国として知られるタイだが、タイの街を歩いてみると、意外なほどムスリムの姿をよく見かける。キリスト教の教会も必ずあるし、土着の精霊信仰も盛んである。仏教国と言いながら、その実は、雑多な宗教が微妙なバランスを保ちながら共存しているようだ。

タイも、マレーシアに近づくにつれてムスリムの割合が多くなるのだが、南部の町スラタニーで泊まった華人系の安宿では、夕方になると、近くにあるモスクからコーランの朗読が爆音で流れてきた。一体、俺はどこの国にいるんだろう?なんて不思議な感覚を抱いたものだが、それが仏教国タイのありふれた日常であるようだ。

中国に不法占拠されているウイグルを含め、私が実際に接してきたムスリムの人たちは、総じて穏やかで陽気だった。日本人に対しても友好的で、危険な目に遭ったことも、不愉快な経験もない。当たり前のことだけど、世界に住むムスリムの大部分は、テロとは無縁で、それぞれの地で静かに日々を生きている。憎むべきはテロリズムであって、ムスリムではない。卑劣なテロリストの理不尽な言い分に乗じて、意味不明な政権批判をしたり、ムスリムというだけで嫌がらせをするような愚か者もいるようだが、そんな馬鹿げたマネはやめよう。

テロに立ち向かうための最大の武器は、テロを恐れず、しかし、決して油断せずに、淡々と日々の生活を送ることだろう。テロリストの目的は、暴力により恐怖を与えることなのだから。それにしても、普段、「ヘイトスピーチ」反対のために活動しておられる方々から、ムスリムに対する嫌がらせを糾弾する声があまり聞こえてこないのはなぜなのだろう? 雨が降ってもヤリが降っても、安倍辞めろ!憲法改悪反対!戦争できる国にするな!徴兵制反対!原発反対!などの毎度おなじみの言い分を絶叫して、発狂しておられるのは相変わらずだが。







 


Greg Lake featuring Gary Moore - Fanfare for the Common Man


EL&Pのレパートリーとして知られる曲だが、グレッグのソロツアーに、「ギター・クレイジー」時代のゲイリー・ムーア、トミー・アイアー、テッド・マッケンナというブリティシュロック界のくせ者が参加し、結構とんがった音になっている。



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