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Fatal Tragedy(雲南の山奥で危うく拘束されかけた話)

偉大なる中華人民共和国雲南省大理ペー族自治州大理古城のすぐ西には蒼山という4000m級の山がある。その蒼山のふもとに登ると、大理古城と洱海という湖が一望でき、晴れている日には非常に眺めがいい。

ちょうどその日も、晴れて天気が良かったので、ハイキングがてら蒼山のふもとに登り、古城の写真を撮りに出かけた。これがその時の写真である。

 

 

Yunnan20080335  

 

 

周囲に人は誰もおらず、鳥の声だけが聞こえ、なかなか気分がいい。

 

写真も撮ったし、ぼちぼち古城に戻ろうかと思っていたところ、人の声が聞こえ、あっという間に5,6人ほどの銃を持った解放軍の兵士と軍用犬のシェパードに包囲されてしまった。

 

そう、蒼山のふもとには解放軍の駐屯地があり、どうも知らない間に軍事管制地域に入り込んでしまったらしい。

 

↓の白い建物が解放軍の駐屯地で、上の写真を写したのはその少し東側の高台である。中国の地図サイトでは表示されないが、Google は容赦ないな。

 

 

 

 

 

 

誰もいない山の中で、しかも相手は銃を持っており、軍用犬もいる。相手が1人2人ならどついて逃げることもできたかもしれないが、銃を持った屈強な兵士と軍用犬である。どう考えても勝ち目はない。

ほどなく尋問が始まり、デジカメの画像をチェックされたが、幸運なことに湖の風景しか写しておらず、お説教されただけで無事放免された。

今にして思うと、中国語を話す胡散臭い小日本が駐屯地の周囲でウロチョロしていたら、スパイ容疑で拘束されても文句は言えないが、運が良かったのか、ただ単に兵士のやる気がなかったのか、そのへんの事情は今でも良く分からない。

大理は、外国人観光客の多い土地なので、たぶん似たようなことが毎日のように起きるのかもしれないが、山の中で軍用犬を連れた兵士に囲まれたときは、ほんと生きた心地がしなかった。

最近も、海南島で温泉採掘中の日本人がスパイ容疑で拘束されたらしいが、何せ共産党一党独裁で、法治国家でなく人治国家の中国である。駐在員、留学生、出張者、観光客の誰もが、スパイ容疑でいつ拘束されても何の不思議もない。

とにかく、中国に行く人は、中国には日本とは違うリスクがあり、日本の常識は一切通用しないことを覚悟した上で、節度ある行動を心がけるようにおすすめしたい。俺だけは大丈夫、なんて通用する国じゃないよ。

 




 
 
 
 
 
Dream Theater - Fatal Tragedy 
 
 
 
 

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コメント

危ないですねぇー
一歩間違えばホントお陀仏でしたね。
私もレベルは低いですが、桜商法の撮影中に関係者に気付かれデジカメの撮影内容を見せろと言われました。
言葉が分らないのでモタモタしていたら、突き放されて解放されましたよ。
ブログ取材もほどほどにしないとね。

わんばぁだんさん

海南島の拘束事件は、決して他人事ではなく、誰もが巻き込まれる可能性がありますね。世界的に見れば、日本のように外国人がやりたい放題やっても捕まらない国の方が珍しいでしょう。サクラ商法ではありませんが、ドサ回りの見世物小屋の写真を撮ろうとしたら、怒られたことがあります。訳ありな人が一杯いたんでしょうね。

客桟老板様、初めまして。
わんばぁだん様の所より参りました。

カメラ持参が何より「不審人物」と思われたのかもしれませんね。
私めも、20年ほど前に北京郊外へ仕事で出掛けた折、解放軍の演習に出くわしてしまいまして。
検問所の手前で車に同乗していた中国人スタッフが私に「カメラしまってぇ!!」と、真っ青になっていたのでこちらの緊張状態はMax…。

今でこそスマホが使えるし、35mmフィルムで撮るよりは周りに気付かれずに済むでしょうが、彼の国での取材はどうぞお気を付け下さいませ。

fuyong37さん

コメントありがとうございます。今考えると、なかなか危機的な状況で、逃げたら間違いなく撃ち殺されていたでしょうが、当時は、やべっ、参ったな~と思ったくらいで、案外冷静に応対していました。中国では時折思いがけない状況に出くわすことがありますね。それが楽しくもありますが。
 
私の初中国は、天安門事件の少し前、1989年の2月から3月でした。北京の珠市口で通った食堂の女の子たちと仲良くなり、一緒に写真を撮ったらものすごく喜んでくれました。当時の中国は貧しくて、若い女の子が高価なカメラを持つなんて考えられない時代でした。それが今では日本よりスマホが普及してますからね。時代は変わるものです。

また暇で死にそうなときにでも覗いてみてください。コメントをいただけると嬉しいです。

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