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タチレク

Livin' on a Prayer(信心深いトゥクトゥクおやじ)

タイの最北端メーサイからビルマのタチレクに日帰りで入国した後、イミグレを出た所で客引きをしていたトゥクトゥク(三輪タクシー)のおっさんに頼んで、町を案内してもらった。

これがそのおっさん。

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まずは、どこかの寺院に案内されたのだが、


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中にはありがたいブッダが鎮座しており、


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自称敬虔な金目教信者のくせに信心がまるでない私は、ただ、「ふ~ん」と思いながら眺めていただけだが、トゥクトゥクのおっさんも中まで入ってきて、


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いきなり跪いてお祈りを始めた。なかなか信心深いおっさんだ。さすがはタイと並ぶ仏教国のビルマである。その後、郊外の大きな寺や、以前紹介した首長族の村なんかを回ったが、町の中心に戻る前に、おっさんが「レディ、レディ」と連呼し始めた。そう、郊外にある置屋保健体育の実技指導をする店に連れて行こうとしてるのだ。

東南アジアではよくある話なんだが、トゥクトゥクのおっさんが客をその類の店に連れて行くと、店から多額のキックバックをもらえるシステムになっている。大体、1000バーツ(3000円)ほどらしいが、その辺の屋台でメシを食っても50バーツほどのこの地域ではかなりの大金である。そりゃ、トゥクトゥクのおっさんもしつこく誘ってくる訳だよね。おっさんのくせにエロいことばかり考えている私だが、そんなつもりは全くなかったので、きっぱり断った。しかし、ビルマの燃える商魂おやじは、なかなか諦めようとしなかった。

「兄ちゃん、兄ちゃん!若い子おるで!ちょっと寄ってき!見るだけやって!ほんまやて、ほんま!」と飛田新地の遣り手ババアみたいなことを言って、何とかして1000バーツをせしめようとしやがる。



オマエ、信心深い仏教徒のくせに、品行方正な堅物のガイジンを捕まえて、「女買え!女買え!」としつこく迫ってくんなっちゅうねん!


   
あまりのしつこさに、さすがに私も若干イラッときて、「ええい、しつこい!さっさと町へ戻れ!」と軽く怒ったら、トゥクトゥクおやじも諦めやがった。

しかし、このおっさん、町へ戻ったはいいが、トゥクトゥク代金の釣り銭をなかなか返そうとしやがらない。小銭がないとか見え透いた嘘をつくので、「じゃあ、その辺で両替してこいカス!」と怒鳴ったら、しぶしぶ釣り銭を出してくる始末である。

ビルマのトゥクトゥクおやじは、信心深いが、腐ったサバのような生臭さである。まるで、池田先生や麻原尊師のような俗物である。八百万の神々を祀り、特定の宗教に対する執着心が比較的希薄な日本人は、信心深い=聖人君子のような幻想を抱きがちだが、それは文字通りの幻想にすぎないようだ。ビルマだけでなく、お隣のタイもそうだし、西洋人は神の名の下に世界中で人殺しをしまくってるから、信仰心と悪事へのハードルの低さは、彼らの中では別に矛盾しないのだろう。拝金教の中国人の方が、ある意味では分かりやすいよね。

あ、念の為に言っておくと、ビルマ人も、別にこのおっさんみたいに悪人ばかりではなく、私が接した限り、穏やかで親切な人が多かったよ。少なくとも、中国みたいに、人を見たら泥棒かサギ師と疑え、という国ではなさそうだ。
 







Bon Jovi - Livin' on a Prayer

Coast To Coast(首長族の村)

ゴールデン・トライアングルのど真ん中にあるビルマの小さな町タチレク。



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タイとの国境のパチもん市場以外には何もない町だが、イミグレを出たところにいたトゥクトゥクのおっさんに、「タチレクを適当に案内しろ」と言って、連れて行かれたのがここ。



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なるほど・ザ・ワールド(我ながら古いな…)や、何かと黒い噂が絶えなかったが、大人の事情でどこか遠い世界に逝ってしまった元中日ドラゴンズのおっさんが出ていたことで有名な世界ふしぎ発見! なんかで出てきそうな首長族の村らしい。



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そう、女性が首に金属製の輪を何重にも巻いて、首を長くする風習を持つ少数民族の村らしい。入場料は、140バーツ(約420円)。現地の物価では結構なお値段だが、100元札が景気よく飛んでいく中国の観光地のぼったくり価格に比べると可愛いものだ。



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村の女性。写真をとっていいのかどうか逡巡していたら、村人の方から、「写真なら自由に撮ってもいいですよ」と声をかけてくれた。


 

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村のガキんちょ。観光用なんだろうけど民族衣装の子供服が似合ってるよ。



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彼らも日々のお仕事としてモデル業をこなしているんだろうけど、やっぱり、子どもは可愛いよね。少し遊んであげたら、キャッキャと声を上げて喜んでくれたよ。




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赤ちゃんを抱く母の姿は、どこの国でもいいものだね。




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母娘かな? タイの山奥やラオスでも、アカ族の姿はよく見かけたが、こんなにきれいな民族衣装は着ていなかったね。 左の女の子が顔に塗っているのは、タナカという化粧品で、熱帯の強烈な太陽からお肌を守ってくれるらしい。タイのメーサロンで見かけた少数民族の女の子も、同じような化粧をしていたな。




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笑顔の素敵なお母さん。村には手芸品やアクセサリーなんかも売っているんだが、あれ買えこれ買えとは全く言われなかった。モデル料を払えとも言われず。ま、安くはない入場料を払っているから、当然と言ってしまえばそれまでなのだが、そんなに商売っ気がなくて大丈夫なんか、と少し心配したくなる。銭ゲバだらけの中国の観光地とは大違いだな。

 


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村には、ケシ畑はなかったが、



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熱帯らしく、バナナが自生していた。



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観光客が集まると、ここで踊りを披露してくれるらしいが、私が訪れたのが午前中だったためか、 他には観光客の姿は見かけず。タチレクの町では中国人観光客の姿をよく見かけたが、この村では彼らの怒号に煩わされることもなかった。街歩きフェチの私には珍しく、観光らしい観光をしてしまったが、村の人が穏やかで、なかなかいい所でござんした。







 


Glenn Hughes - Coast To Coast


Daddy, Brother, Lover, Little Boy (ビルマ的若者)

ビルマの小さな町タチレクの雑貨屋風景。



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タイとの国境の町なので、タイ製品や中国製品が溢れて、物資は豊富なようだった。しかし、とにかく暑い。朝早くから速攻で30℃を超え、100メートルも歩くと汗が噴き出る。



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あまりにも暑いので、雑貨屋の冷蔵庫の中にあったビールに手が伸びる。



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一応ビルマに来た記念に、ビルマのナショナルブランドらしいミャンマービール(そのまんまやんけ)。35バーツだったので、当時のレートで100円弱か。中国はビールが安いが、タイもラオスも、ビールは他の物価の割には結構高いな。ただ、焼酎なんかのアルコール度数の高い蒸留酒は安いので、庶民は、口から火が出そうな度数の蒸留酒を飲んで、効率良く酔っ払っている。

 

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その雑貨屋のお兄ちゃんたち。ビールの缶に付いていたホコリを丁寧に拭いてくれたよ。アジアらしい不器用な優しさとでもいうのかな。

 

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ビルマのお兄ちゃん、その弐。日本人が珍しいのか、色々と質問攻めにされたが、どこかの独裁国家の人民とは違って、見ず知らずの外国人を捕まえて、


南京大虐殺を知ってるかオマエ!?

(知らんっちゅうねん、そんなおとぎ話!)




小日本! 釣魚島は中国固有の領土アルヨ! 

(寝言は寝て言え、共産党の奴隷め! っていうか、お前らこそ、さっさとチベットとウイグルから出て行け!)




なんて失礼なことは言いません(誤解のないように言っておくけど、あの国も、そんな奴ばかりじゃないよ。良い人もたくさんいる。何せ頭数が多いので、バカの数も世界一多いんだが…)。日本人を見かけると、援助に感謝され、日本製品を褒めてくれます。ま、それが普通の国だわな。


ほんの数時間滞在しただけのビルマだが、素朴で穏やかな人が多かったという印象がある。トゥクトゥクの運転手やポン引き、プッシャーなんかがしつこいのは、どこの国でも一緒だけどね。機会があれば、いつかゆっくり旅してみたい国ではある。









Mr. Big - Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)








Bridges In The Sky(国境に架かる橋)

タイ最北部の町メーサイに、タイとビルマ(ミャンマー)のタチレクを結ぶ国境の橋がある。



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場所はこのへん。


 

大きな地図で見る



民主化まだ道半ばで、何かと制約の多いビルマだが、ここは外国人も歩いて橋を渡ることができる。



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この小さな川が国境になっており、右側がビルマで、左側がタイである。




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こんどは、右側がタイで、左側がビルマ。

やはり、ビルマ側の建物は、若干見すぼらしいかな?



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ビルマ語で書かれた看板。

タイ語もラオ語も全く読めないが、ビルマ語も全く読めない。漢字だらけの日本や中国にやってきて、戸惑う西洋人の気持ちが何となく分かる。



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青いゲートの右側がビルマの入国審査場である。暴虐の限りを尽くし、正義の味方ランボーに撃ち殺されそうな腹黒いクサレ役人が出てくるのかと少々構えていたが、ビルマのデブ係官はものすごくフレンドリーだった(街を歩いたらデブはほとんど見かけなかったが、お役人だけは、なぜかデブなんだな。何とも分かりやすいというか、何というか…)。入国料が10ドル(または500バーツ)かかるんだが、ワイロを要求されることもなかった。日本から来たことを知ると、「アリガト!」と怪しげな日本語を話して喜んでくれた。

入国それ自体は簡単なんだが、外国人は行動を制限されており、タチレク市内から出ることはできない。身分証明書代わりのパーミットが発行され、パスポートをボーダーで預ける必要がある。もちろん、出国の際にパスポートは返してくれるが、パスポートを人質に取られると、トンズラしようがないよね。


「アジア最後のフロンティア」などと喧伝され、チャイナリスクに戸惑う日本企業の注目を浴びる国だが、ビルマはビルマでまだまだリスクが多いんだろうな。ま、捏造反日教育でアホな人民を洗脳している某巨大独裁国家と比べると、ビルマは、親日国の多い東南アジアでも屈指の親日国だし、政府公認の反日テロが起きるとはまず考えられないので、相対的にはまだ安全な進出先かもね。










Dream Theater - Bridges In The Sky





Eruption(旅するスクールバス)

ビルマの小さな町タチレクの街角風景。

 

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何もない町だったが、とにかく暑い。少し歩くだけで汗が噴き出る。

そんな暑い町を走るのは、

 

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しんわ幼稚園のスクールバス。

 

検索をかけてみたら、埼玉県三郷市にある幼稚園のようだ。

 

http://www.shinwakg.ed.jp/

 

ラオスでもビルマでも、日本のお下がりのバスやトラックをよく見かけた。日本でもさんざん酷使されてお払い箱にされたはずだが、遠く離れた東南アジアの町でまだまだ現役を務めている。私はクルマには詳しくないが、やはり日本車ってのは、丁寧に作ってあるんだろうな。

さすがに最近では見かけないが、昔は、中国でも日本のお下がりのバスがよく走っていた。北京で乗った観光バスは、どこかの市バスのお下がりで、「自動扉」という日本語の表示や、窓枠の降車ベルなどはそのままだった。

スクールバスに揺られてしんわ幼稚園に通っていた日本の子どもたちも、自分たちが乗っていたバスがこんなところを走っているなんて、夢にも思わないだろうな。ある国の技術に対する信頼は、案外こんなところで生まれるのかもね。

 

 

 

 

Van Halen - Eruption