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メーサロン

Mr. Big(国民党残党の安宿にて)

中国の雲南から逃げ延びた国民党の残党がタイの奥地に切り開いた村メーサロンにある新生旅館。


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旅館の老板も国民党の残党の末裔で、タイ語と中国語、英語がペラペラというマルチリンガルな人だった。人間不信の大陸の宿とは違って、押金(デポジット)を取らないばかりか、部屋代や食事代、ビール代も、後でまとめて払ってくれたらいいよ、という大らかさ。同じ中国語を母語としても、育ってきた文化が違うと、人間も違うんだね。

 

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旅館の裏手はバンガローになっていて、

 

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部屋はこんな感じである。たしか、1泊200バーツ(約600円)だったと記憶している。いや、150バーツだったかな? 雲南の農家も、建物の中に入るとこんな風だったかな。

 

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水回りはこんな感じ。見ての通りの安宿だが、水シャワーがデフォのタイの安宿には珍しく、ホットシャワー完備だった。ここ、約1500メートルの高地なので、夏でも涼しく、水シャワーは無理なんだろうね。

 

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村で唯一のまともな店であるセブンイレブンで、寝酒用に安物のビールだと思って買ったら、発泡酒の出来そこないで、やたら不味かった。この日は、寝落ちしてしまい、半分くらい残してしまったよ。

ご覧の通り、設備は古く、清潔度も今一歩だが、老板は親切だし、従業員のアカ族の女の子は可愛いし、空気はうまいし、鳥の声で爽やかに目覚めることのできる、なかなか居心地の良い宿だった。

隣のバンガローには、50代と思しき日本人のおじさんが泊まっていて、一緒に村を散策し、夜はビールを飲みながら旅の話をした。旅先で出会うおっさん旅行者には、個性が強すぎる、きっつい人が少なくないんだが、この方は、微笑みを絶やさず、穏やかな口調で、タイの事情にも詳しく、タイ初心者の私の下らん質問にも嫌がらずに付き合ってくれた。ひと言で言うと、いい人だった。別れ際には、お互いにアドレスを交換したが、その時、なぜか最強のバカ発見器ツイッターやミクシィのアカウントも教えてくれた。旅の写真をアップしておくので、良かったら見て下さい、とのこと。

日本に戻ってから、その人のツイッターとミクシィを覗いてみると、たしかに、旅の写真はあったんだが、発言内容のほとんどは政治色の強いメッセージで、しかも日本を否定するものばかりだった。とにかく、日本に関する物の全てが気に入らないようで、日本はひどい国、日本は悪い国、日本は世界の嫌われ者など、日本反日協会(NHK)すら可愛く見えるほどの反日アピールのオンパレード。

その反面、中国や韓国を絶賛し、朝鮮学校無償化を訴え、北のキチガイ拉致国家を北朝鮮とは絶対に言わず、ご丁寧に朝鮮民主主義人民共和国と呼んでいた。さらに、気に入らない奴は全てネトウヨ認定。果ては、日本人には全て朝鮮人の血が流れている等、ちょ、ちょっと、おたく頭大丈夫っすか? と尋ねたくなるような妄言まで登場していた。発言内容から察すると、どうもそっち系の人のようだ。

私は、他人がどんな政治的信条を持とうが、別に関心はないし、右か左で、人となりを判断することもない。私自身の政治的な立場も、結構揺れ動いているからね。大阪という土地柄、在日の友人知人も少なくないので、彼らの反日発言には慣れている。でも、そんな反日発言連発のツイッター等を知り合ったばかりの他人に紹介しても、共感や賛同を得られることはあまりないと思うけどねえ。 

印象の良かった人だけに、その真意がイマイチよく分からん。現実の世界では穏やかな語り口の紳士も、一皮剥けばネット番長ということなのか。人は見かけによらないものだ。世の中、いろんな人がいるよね。あまり良く知らない人とは政治・宗教・野球の話はするなというのは、それなりに合理性のある処世術なのかもしれないね。








Free - Mr. Big 



Silent Night/7 O' Clock News(聖誕快樂)

少し遅れましたが、みなさま、メリー・クリスマス!

祝大家圣诞快乐!
 
私は、敬虔な金目教信者なので、クリスマスなど関係ないはずなんだが、ま、いっか。野暮なことは言いっこなし、ということで。



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大陸から逃げ落ちた国民党の末裔がタイの奥地に切り開いた村メーサロン(中国名:美斯樂)にあるキリスト教の教会。


もちろん、タイは仏教国なんだが、他の宗教にも寛容なお国柄なのか、ムスリムの姿もよく見かけたし、教会も結構ある。ノーベル平和賞が欲しくてたまらないキング・オブ俗物、某犬作先生のインチキ集金宗教は、さすがに見かけなかったが…。


一体、どういう経緯でこんな山奥にまで教会があるのか。いいか悪いかは別にして、宗教が人を突き動かす持つパワーってのは、ほんと凄まじいよね。


ちなみに、日本ではあまり知られていないが、中国にもクリスチャンが多い。私の知り合いの中国人にも信者が何人かいる。人間不信の国なので、何かにすがりたくなるのが人の情なんだろうね。 中国政府は、法輪功のように、宗教が力を持つのを非常に恐れているので、キリスト教も共産党の管理下にあるんだが、そこは政策と対策の国。まともな信者は、地下教会に通ってます。そりゃ、誰だって、共産党に尻尾を振っている牧師や神父の話なんて聞きたくもないよね。






 



Simon & Garfunkel - Silent Night/7 O' Clock News



Bananas(知ってるようで知らないバナナの話)

最近、バナナが安い。昨日、近所の市場で買ったら、中くらいの大きさのバナナが12本で105円だった。例年と比べると、2~3割くらい安いんじゃないだろうか。ほぼ毎日バナナを食べている私のようなバナナ野郎にとっては、実にありがたい話ではある。しかし、バナナ価格値下がりの背景に、中国様のフィリピンに対する嫌がらせがあるようなので、暢気に喜んでいる訳にもいかないが。




バナナ:中比関係悪化で、日本の店頭価格が下落

毎日新聞 2012年11月04日 02時30分(最終更新 11月04日 10時05分)

http://mainichi.jp/select/news/20121104k0000m030107000c.html

なんつーか、江戸の敵を長崎で討つというか、中学生レベルの嫌がらせというか、大国だとエバり散らしている割には、子どもじみたことを平気でする国だね。

普段、何気なく口にしているバナナだが、国際連合食糧農業機関(FAO)の統計によると、生産量世界一は、実はインドらしい。


http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/banana.html

そして、第2位が我らが中国様だというのも、何か意外な話だな。てっきり、フィリピンが1位で、エクアドルあたりが2位なのかと思い込んでいたが。イメージというのは、いい加減なものだ。もっとも、中国様が出してくるあらゆる数字は全く信用できないので、絶対に生産量を水増ししているだろうけど。




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雲南の広大なバナナ畑。以前にも書いたけど、雲南バナナは、日本人には全く馴染みがないけど、とてもおいしい。

中国でバナナを生産できそうなのは 、雲南・広西チワン族自治区・海南・広東あたりかな(台湾バナナで有名な台湾は中国ではないので、ここには含まない)。


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タイ北部メーサロンの市場でバナナを売るアカ族のババアおばさん。この、いかにもそこらへんに生えているのを適当に採ってきました感がたまらんよね。私も、このおばさんからバナナを1房買ったが、15バーツ(約40円)だった。メーサロンは中国から逃げてきた国民党の残党が作った村なので、このおばさんも中国語が普通に通じた。

1人では食べきれないので、同じ宿にいた人に分けたが、安いよね。日本で売っているきれいなバナナと違って見てくれは悪いが、ねっとりした濃厚な味がして、非常においしい。バナナに限らず、産地で食べるのが何でも一番うまいんだろうね。

タイは果物が安いんだが、バナナはどの町でも普通に自生しているので、やはり果物の中でも一番安かった。タイでよく見かけたのは、このずんぐりしたバナナだが、日本で見かけるようなスマートなバナナも売っていた。でも、スマートなバナナは、ずんぐりバナナの倍くらいの値段で、味もイマイチ。品種が違うんだろうが、見てくれの良い作物のほうが値段が高いのは、どこの国でも一緒なんだろうな。

さて、日本で目にするフィリピン産のバナナは、タイやラオスで食べた産地直送のバナナほどおいしくはないが、安いし、栄養価も高いので、みなさんバナナをたくさん食べて、中国様の嫌がらせに苦しむフィリピンを助けてあげましょう。 しかし、あの国と関わり合うと、ほんとロクな事がないよね。
 








Deep Purple - Bananas




Heart of Sunrise(タイにある中国の村)

国共内戦で共産党軍に敗れた国民党軍が台湾に逃げ延びたのは、中国の近現代史に関心のある人ならよく知るところだろう。しかし、国民党軍が逃げたのは、台湾だけではない。陸路の国境を越えて、東南アジアの国にも相当数の国民党軍の兵士やその家族が逃げていったらしい。

そんな国民党軍の残党が雲南からビルマを経由しタイに逃げてきて、尾根を切り開いて作ったのが、ビルマ国境近くにあるメーサロンという村である。

 

 

大きな地図で見る

 

 

 

タイ第2の町チェンマイから長距離バスや乗り合いタクシーを乗り継いで、6時間ほどかかった。

そのメーサロンで一番にぎやかな通り。

 

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一昔前は、ケシの栽培で知られた村らしいが、今は、中国系の住民がお茶の栽培をして、静かに暮らしている。商店といえば、セブンイレブンが1軒あるくらいで、あとは小さな雑貨屋や観光客向けの土産物屋が数軒ある程度である。

 

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メーサロンは、1500メートルの高地なのだが、このセブンイレブンは、タイで一番標高の高い所にあるセブンイレブンらしい。夕方に店内をのぞいてみると、下校途中の中学生が楽しそうに買い食いしていた。どこの国でもおなじみの光景だが、買い食いは楽しいよね。



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メーサロンにある中国系住民の住居。
 

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この村は、アカ族・モン族といった山岳少数民族も見かけるが、中国系住民が多数を占めている。市場や商店では中国語がごく普通に通じるし、近くの町とメーサロンを結ぶ乗り合いタクシーの運転手にも中国語が通じた。その運転手は、祖父母が雲南からタイに移り住んだと言っていた。

タイでありながら、文化的には完全に中国という、何だか不思議な村であった。激動の中国近現代史の影響は、こんな地の果てのような村にも残っている。高地なので真夏でも涼しいし、村人は穏やかなのだが、夜になると辺り一面真っ暗で、食事をしたり酒を飲んだりすることろもほとんどない。居心地は悪くないんだが、あまりにも何もなさすぎる。何度も行くような場所ではないかな。

 

 

 

 

 

Yes - Heart Of Sunrise