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北京

Gutter Ballet(燃える天安門)

しばらく前に、チベット支援活動をしている友人と会って、「中国、なかなか崩壊しませんね。一体、いつ崩壊するんでしょうね?」なんて話をしていたんだが、天安門での自爆テロのニュースにはさすがに驚いた。テロに巻き込まれて死傷された方は気の毒としか言いようがないし、テロを肯定するつもりはないけど、いつ何が起きてもおかしくない国の、もっともヤバい場所だけに、起こるべくして起きた事件なのかもしれないね。

真相は未来永劫藪の中だろうけど、中国政府はウイグル人の犯行に仕立てあげ、人民日報日本語版チョウニチ(朝日)新聞は速攻でウイグル人犯行説を垂れ流していた。当局者から情報操作目的でリークされたんだろうけど、弾圧強化のための口実としか思えんな。逆ギレした直訴者の仕業だなんて口が裂けても言えないから、ウイグル人のせいにしておくのが一番都合がいいんだろうね。また、どのメディアも、ウイグル人を「少数民族のウイグル族」だと書いているけど、日本が中華人民共和国日本特別行政区にされた日にゃ、日本人も「少数民族の大和族」にでもされるんかいな? 

わたしゃ、中国の少数民族にされて、天安門のイラスト入りのパスポートを持たされるのなんて、まっぴらゴメンだけどね。その昔、ソ連があっけなく崩壊するなんて誰も予想していなかったくらいだから、あの悪徳巨大独裁国家が崩壊するのも、案外遠くない日なのかも? 現地在住のみなさんは、有事の際にはいつでもトンズラできる用意をしておいた方がよろしいで。逃げ足の速さだけは、韓国人を見習った方がいいかも。


 

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前門の西側から見た天安門広場。

中央に見える無駄にデカい建物が、虐殺ロリコンハゲのロウ人形を展示してある記念館。何回も北京に行っているけど、1度も入ったことがないな。この界隈には近寄らないのが身のためだし、人面獣心の悪魔のロウ人形なんて見たくもないので、これからも行かないだろうけど。

あ、北京は、空気は死ぬほど悪いし、政治的に敏感な町だけど、見るものは多いし、安全性はともかく食べ物はおいしいし、大都会の割には田舎だし、ええとこだっせ。久しぶりにカオヤー食いたいな。









 
Savatage - Gutter Ballet





You Don't Remember, I'll Never Forget(嗚呼、中華キャラ)

少々お懐かしい画像を。



もうみんな忘れているだろうけど、CG花火に口パク少女、ニセモノ少数民族などで全世界の賞賛を得た殺戮と抑圧の平和の祭典北京汚染オリンピック絶賛開催中の北京にて。



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北京空港に開設されていた売店なので、一応ホンモノなのだろう。しかし、値札を見るとやたら高かった記憶があるんだが、こんなん誰か買う奴おるんか? 



これを見ると、キティちゃんやドラえもんなど日本のキャラクターがいかに完成度が高いかがよく分かるね。いや、 偉大なる中国が生み出した福娃とかいう名の出来そこないキャラにケチを付けるつもりはこれっぽっちもないんだが。



私も、オリンピックは見なかったが、そもそも、あんな空気の悪い町で体育愛国主義丸出しのガラの悪い観客とスポーツ観戦なんてまっぴら御免だが、北京空港でタダで配っていたガイドブックをもらい、今でも処分せずに置いてある。あと10年くらいしたら、プレミアムがつかないかな?  

   
どうですか? みんな、もう忘れちゃってるでしょ?


オレ様は、人一倍執念深いので、チベット人を虫けらのように殺した上に、長野で大暴れしやがった中国人の暴挙を未来永劫忘れることはないがな。日本で日本人のランナーが走っているのに、「中国加油!」って、アホか? 

ついでと言っちゃなんだが、毒餃子事件は一体どうなったんだ? ちなみに、あの事件の際に、やたら中国寄りの発言を繰り返していたのが、森永卓郎とかいうおっさんである。

 

ま、やっぱり、独裁国家でオリンピックなんてやっちゃいけないよね。



さて、今年もあとわずかですが、私、これまでの悪行を衷心から反省し、来年からは、偉大なる加藤嘉一大先生を見習って、日中の架け橋となるような投稿をすることを全力で誓いますです(ホンマか?)。








YNGWIE J. MALMSTEEN - You Don't Remember, I'll Never Forget






Superstition(北京の娼館)

風邪を引いて体調が悪いんだが、更新の有無をマメにチェックしていただいている奇特な方もいらっしゃるようなので、手抜き更新でごまかしておきます。

 

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以前にも紹介したことがあるが(調べてみたが、この写真は出していなかった)、娼館を改造した北京の安宿。最近の悪趣味な手抜き工事のハリボテビルとは違って、中国の古い建築には味があるよね(手抜き工事は4000年前から変わらんのかもしらんが…)。でも、この手の建物も、いずれ再開発でぶっ壊されるんだろうなあ。

熱はないけど、風邪を引くとたいへんです。マメに手洗いとうがいをしてるし、ハチミツなめたり、しょうが湯飲んだりしてるんだけどな。インフルエンザは流行のピークを過ぎたらしいけど、みなさんも健康には注意されますように。 

 

 

 

Beck Bogert & Appice - Superstition

 

 

Chinese Democracy(天安門事件22年)

天安門の大虐殺事件から22年が過ぎ、若き民主化の闘士だったウアルカイシは脂ぎったデブのおっさんになってしまった。文革の大混乱から立ち直りつつあった中国も、パチもんとハリボテを作り続けて、見た目だけは発展したが、チベットや東トルキスタン、南モンゴル等で環境破壊と虐殺を続け、人民への人権侵害も全く改善されていない。22年経っても、この国はな~んにも変わっとらんのだな。

まあ、あんなウルトラ人権侵害独裁悪徳国家なんざ、遅かれ早かれ、放っておいても、そのうち崩壊するだろうけど(ついでに、どこかの国の反日民主党も、中国共産党&朝鮮労働党と一緒にさっさと崩壊してチョーダイ)。

 

前門付近から見た天安門広場と首都のど真ん中で信号を堂々と無視する人民ギャル。

 

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中国人は、何せ母数が多いので、美しい女性も多いのだが、日本人と比べると経年劣化が著しい。樋口可南子や黒木瞳みたいな美しいおばさんはほとんど見ない(まあ、日本でもほとんど見ないけど…)。こんな空気の悪い所に住んでいると、老けるのも速いんだろうな。

 

Child In Time(中華な親子)

今日の昼過ぎに中国の主要都市で民主化要求デモが予定されていて、偉大なる大中国共産党政府様がデモを抑え込むのに必死らしいが、いつまでそんな茶番をやってるんだろ? リビアでは、カダフィの暴挙に抗議した中国大使が辞任したらしいが、農村戸籍の貧しい軍人にシャブを射って人民を虐殺させたオマエらが、他国での民主化抑圧に「抗議」って、スジが違うだろ、スジが。

ちなみに、北京でのデモ集合場所になっている王府井のマクドは、私が北京人の友人との待ち合わせ場所にしている所である。物騒なことにならなければいいのだが。

その北京の首都空港で見かけた中華親子。

 

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品のない育ちの良さそうな風貌といい、腹の出具合といい、デルモ立ち風のポーズといい、こりゃ、どこからどう見ても親子だな。もしDNA型鑑定で、この2人が親子と判定されなかったら、DNA型鑑定が間違ってる。

中国人は、油っこい物を食べるのに細い、なんて古くさい俗説を信じる人がいるのかどうかは知らないが、最近の中国はデブが多い。とくに深刻なのは、子どもの肥満である。中国人だろうが日本人だろうが、摂取カロリー>消費カロリーになると、太るのは当たり前である。

私も、かつて超のつく肥満児で、健康診断やプールの授業が憂鬱で仕方なかった。そんな私が言うんだから間違いないが、北京のおデブちゃん、大きくなっても、デブは女にモテねえぞ。デブ専のモーホー兄貴にはモテると思うけど…。 

 

Dress to kill(人民の服装)

世の中には当ブログの更新を心待ちにしている奇特な方が何人かいらっしゃるようで、私としては嬉しい限りであります。ただ、正直言って、こんな有害ブログを見るよりも、わけワカメな外郭団体をぼこぼこ作って、事務次官への出世コースから外れたお役人が天下りしまくっている文部科学省や 留学生や研修生という名のス◯イを日本国各地に派遣したり、女ス◯イを自衛官と結婚させて、日本の軍事機密をダダ漏れ状態にしたり、チベットやウイグル関係のイベントがあるとマメに職員を派遣して写真を撮りまくっている在日本中華人民共和国大使館推薦の優良ブログがいくらでもあるので、そちらをご覧になった方が今後の人生に有益なのは間違いないと思いますが、読者がいるのはありがたいので、できるだけがんばって更新しようと思います。

さて、ファッションには全く関心のない私ですが、中日友好のために、偉大なる中国人様のファッションチェックをしてみようと思います。

まず、里帰りでしょうか、関西空港の中国国際航空チェックインカウンターで見かけた中国人様。

 

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正体不明の大荷物に怒号、割り込みと、飛行機に搭乗する前から、もうそこは中国ですが、どこからどう見てもバッタもんの中国製ナイキがええ味出してます。 

 

北京の下町を歩いているおねえさんとおばさん。

 

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中国人女性は、なぜかノースリーブが大好きですが、ほとんどの場合、わき毛がもっさり生えています。ここ数年、堕落した西洋文化の影響か、わき毛を剃る人も増えてはきましたが、わき毛フェチの変態さんにとって、中国はまだまだ天国でしょう。個人的には、生えていても剃っていても、どっちでもいいです。一応、意味があって生えてくるので、剃らない方が自然の摂理にはかなっているとは思いますが。

 

北京の地下鉄で見かけたおぢさん。

 

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ポロシャツにスラックス、革靴、ビール腹、ベルトには携帯ケースと鍵束(中国は、全国どこでも泥棒だらけなので、鍵束をぶら下げている人が多いです。鍵束のある場所に鍵をかけている人もいますが、こうなると何のための鍵なのかさっぱり分かりません。また、中国人は、盗る方より盗られる方が悪いと考えていますが、自分が被害に遭うと怒ります)を装着し、ところ構わずタバコを吸ってはタンを吐き、大声を出すと、さあ、今日からあなたも、憧れの中華おやじです。

 

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短パンに革靴も、夏の中国の定番アイテムです。

 

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中国人の男は、なぜか背広が大好きです。スーツではなく、あくまでも背広なのがポイントです。

 

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中国の中年女性は、ド派手な模様の上着が大好きです。大阪のおばちゃんと共通するものがありますな。 

 

写真はありませんが、中国の町を歩いていると、背中に「労教所」と書かれた服を着た男が道路工事をしているところを見かけることがあります。百度百科によると、「労教所」とは、

 

亦称劳动教养管理所,指对违犯法纪而不宜追究刑事责任的有劳动能力的人决定劳动教养,实行强制性教育改造的处所和机关,是改造犯人,造就新人的特殊学校,也是特殊事业单位.它既不能与一般农场和工厂设在一起,也不能同劳动场所混合.属省,自治区,直辖市和大中城市人民政府下属劳动教养管理委员会管辖,人民检察院对其活动依法监督.

http://baike.baidu.com/view/115102.htm?fr=ala0_1  

 

とあります。よーするに、犯罪者や法輪功の信者さんや政治犯など偉大なる共産党様に歯向かう不届きな輩を労働を通じて洗脳、いや、思想改造する施設なのですが、あんな一昔前の囚人服みたいなのを着せられて公衆の面前で道路工事とは、どこかの国の人権団体が見ると大喜びしそうな風景でありますが、よく考えたら、あの国には、人権なんてブルジョアなものはなかったっけ?

 

 

 

 

 

for your convenience

北京空港のトイレでこんなものを見つけた。

 

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「トイレに入ったら鍵をかけてください」

 

日本のトイレではあまり見かけない光景である。なぜこんなことが書かれているかというと、中国ではトイレに入っても鍵を閉めない奴が多いからである。鍵をかけないだけならまだしも、ドアがあるのにわざわざドアを開けて個室にしゃがんでいる奴もいる。中国人は、ドアがあるトイレが嫌いなんだろうか?

さらにかなわんのが、ウンコを流さない奴が実に多いことである。流さない理由はよく分からない。考えられるものとしては、

 

1、面倒くさい

2、水洗便所を使ったことがない

3、服務員が定期的に水を流すと思っている(このタイプのトイレも多い)

4、他の利用者への嫌がらせ

5、ある種の特殊な趣味を持っている

 

くらいだろうが、他人のウンコを見せられる側にしてみれば、たまったものではない。

あと、ウンコが便器からはみ出ている光景も頻繁に目にする。一体、どんな体勢でコトに挑めば、あんな惨状が発生するのだろう?

中国の女子トイレ事情については知る限りではないが、日本人の女性旅行者に聞くと、男子トイレと似たような状況らしい。

中国様、お願いです。中国全土のトイレに、

 

ドア閉めろ!

鍵かけろ!

ウンコは便器の中にしろ!

水をちゃんと流せ!

 

というお達しを掲示して、違反したフトドキ者には、罰金1万元を科してください。

ってゆーか、そもそもドアがない? 鍵を付けても、盗んで持ち去られる?

 

 

北京雑感

今回、北京の町に出られるとは思っていなかったので、たかが数時間とはいえ北京の町を歩くことができたのはラッキーだった。久しぶりの北京は、何度も書いたが、やはり、空気があまりにも悪く、大気汚染の深刻さが強烈に印象に残っている。オリンピック期間中の後半には、青空が見えた日もあったようだが、オリンピックが終わり、規制が解除されれば、またスモッグが戻ってくるのだろう。このまま環境悪化が進行すれば、近い将来、北京は人の住めない町になるんじゃないだろうか。

オリンピック一色の北京だったが、下町にはいつも通りの生活があり、北京っ子の人なつっこさも以前のままだった。町全体が殺伐としている上海と違って、北京はどこかしらのんびりしている。街並みは変わっても、北京に流れるゆったりとした空気には変わりはないようだ。

オリンピック開催のため、お上が必死になってマナー向上を訴え、取締りを強化したため、大通りを歩いている限りは、お行儀の悪い人民はさほど多くはなかった。上半身裸の裸族も見かけなかった。しかし、東直門の路地裏にある人民用刀削面屋では、おっさん軍団が上半身裸で昼間からビールを飲み、「レストランなど公共の場での喫煙全面禁止」と書かれた張り紙の下でタバコを吸っていた。しばらく前に、北京市内のレストランが全面禁煙になったというニュースを読んだ記憶があるが、全聚徳など老舗の高級店ならいざ知らず、刀削面小碗1杯5元の店に出入りするおっさんには無関係のようである。

できることなら、もっとゆっくり北京の町を歩きたかったが、いかんせん今回は時間がなかった。それに、今にして思うと、やっぱり北京ダックは食べておきたかった。何せ油っこい料理なので、一度食べるとしばらくは嫌になるが、時間が経つと恋しくなる。往路の際は比較的時間があったので、一緒にいた日本人の女の子を誘って食べに行けばよかった。北京名物の煎餅など、B級グルメも捨てがたいし、いろいろ食べたいものがあるが、限られた時間の中で贅沢を言い出すときりがない。また訪れる機会もあるだろう。

さんざん文句は言ったが、やっぱり、北京は好きな町である。 

 

 

ちょっとだけ北京の旅7

北京→大阪の便は、3時間半遅れの夜8時に離陸。乗客は、待ちくたびれてしまったのか、機内は静かである。

離陸後ほどなくして機内食が出てきた。

 

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箱の中には月餅が入っていた。一応、国際線だからか、そんなにまずくはない。でも、中国の飛行機の機内食って、一体どれくらいの予算で作っているのだろう? 10~20元くらいか。町中の食堂でそれくらい出せば、もっとマシなものが食えるのに、機内食はどうしてこうなんだろうな。おまけに、ビールも冷えていなかった。

 

ついでに、往路の大阪→北京便で出てきた機内食。

 

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これは、日本の空港で積み込んだ機内食なので、味自体はまともだった。しかし、量が少ない。まるで精進料理である。よほど低予算で注文しているのであろう。他にメインディッシュが出てくるのかと思ったらこれだけだった。ビールはやはり冷えておらず、コップに氷を入れて渡された。ビールに氷を入れて飲めっちゅうんかい。

飛行機は、夜中の12時に関西空港に着陸した。乗客はみんなぐったりしている。最近は税関で荷物を開けられることが多かったが、夜遅くだったからか、今回はフリーパスだった。

空港から大阪市内までは50分ほどかかるが、電車もバスももうない。空港会社が市内までの無料バスを準備してくれた。しかも、バスが着く梅田からのタクシー代まで出してくれる。さすがは我が祖国日本。中国では考えらないサービスである。

バスは深夜の1時に梅田に着き、タクシーを拾って帰宅。朝の5時に昆明のホテルを出て、丸一日移動してきた。さすがに疲れた。飛行機を使っても、中国の旅での移動は疲れる。今朝まで涼しい雲南にいたのに、蒸し暑い大阪に戻ってきた。みんな日本語を話している。いつものことながら、何だか妙な感じである。

 

 

ちょっとだけ北京の旅6

今回のエントリーでは、中国(人)批判を大展開しています。無理に読んでも、今後の人生が豊かになる可能性は皆無なので、嫌な予感のする方は、読まない方がいいかもしれません。

 

北京空港に戻り、預けておいた荷物を取りにいく。預り証を受付の女に渡すと、ブスッとした顔で、ただひと言、

 

「証件」

「…」

 

何だ、このクソ女。「証件を見せてください」と言えんのか!? 中国以外のほとんどの国では、客にこんな態度を取れば、ほぼ確実にクビである。五輪真っ只中の北京、空港の案内も地下鉄の切符売り場も、服務員の対応はものすごく丁寧だった。地下鉄の切符を買ったら、「おつり8元です。謝謝」とまで言われた。北京空港の手荷物預かり所は、法外な料金を取っておいて、この態度。いくら表面を取り繕っても、首都の玄関口ですらこの程度の国である。

 

「何や、この女? 気分悪いのう。ボケ!」

 

と捨てぜりふを吐きながら、パスポートを机の上に放り投げてやった。まるで外貨兌換券時代、20年前の中国にタイムスリップしたような気がする。北京に限らず、一歩町に出れば、ゴミ捨てタン吐き割り込みが横行しているのは相変わらずである。公園のベンチや公衆電話などの公共物が壊されている光景も、毎日のように見かけた。中国人は、「提高素質」という言葉が好きだが、中国人の素質を改善するには、まだまだ気の遠くなるような時間が必要だろう。 

こういうことを言うと、中国人は、「発展途上国だから仕方がない」、「国土が広いから仕方がない」、「人口が多いから仕方がない」と見苦しい言い訳をし、挙句の果てには、「日本にだってマナーの悪い奴はいる」と逆ギレする。服務員の態度の悪さ、ゴミ捨てタン吐き割り込みに、発展途上国も先進国も関係ない。国民1人1人の意識が問題なのである。それに気付かない限り、中国は永遠に発展途上国のままだし、マナーの悪さを外国人から笑われ続けるであろう。

さて、搭乗手続、出国審査、通関を済ませると、あとは飛行機を待つだけである。空港内シャトル列車で、国際線待合室に移動する。シャトル列車を降りても、かなりの距離を歩く。北京空港第3ターミナルは、完成して間もなく、清掃も行き届きピカピカである。しかし、空港内を徒歩で移動する距離がやたら長い。ターミナルの設計に際して利用者の利便性は、ほとんど考慮されていない。外観だけを立派にすればいいという、いかにもこの国らしい発想が具体化した建物である。

この点、大阪の関西空港は、列車やバスを降りてから飛行機に搭乗するまでの移動距離が非常に短い。設計に無駄がない。空港内のサービスや空港職員の応対も良好である(入国審査官と税関職員の態度は中国と同レベルだが)。関空が国際的に高い評価を受けているのは当然だろう。

偉大なる中華人民共和国の顔である北京首都空港の待合室では、空港職員が、制服姿でイスにふんぞりかえってテレビを眺めていた。

 

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中国ならではの光景である。

 

北京の空は、オリンピック開催のための人工消雨、人工降雨による気象操作の影響か暴風雨である。

 

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天候を人間の力で支配しようとするなど、思い上がりもはなはだしい。中国人のように、自然を軽んじる者には、いつか必ず天罰が下るであろう。

案の定、飛行機は悪天候のため3時間遅れである。日本人の乗客は、大騒ぎしている。しかし、ここは中国。しかも、JALやANAの飛行機ではない。偉大なる中国国際航空様の飛行機である。日本の常識など通用しない。騒いでも無駄である。

航空会社からはロクな説明も謝罪もなかったが、簡単な食事(というよりはエサとでもいうべきか)だけは出てきた。

 

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イギリスからのトランジットで北京に立ち寄ったという日本人の女の子その他何人かの日本人は、味付け卵に手を付けようとはしない。黒い包装が不気味らしい。

 

「これ、ゆで卵に味をつけたやつです。おいしいですよ」

「食べても大丈夫なんですか?」

「さあ、そこらへんのスーパーで10円くらいで売ってますけど、とりあえず、食べても死ぬことはないと思いますよ」 

 

と中国様を擁護してみるが、無駄だった。言われてみると、たしかに、食指の動かない外観ではある。

カウンターを見ると、偉大なる中国国際航空様の服務員様が、余ったパンやソーセージを客の前で堂々と食べ、ゴミをポイポイ捨てていた。日本でJALやANAの職員がそんなことをすれば、クビになることはないかもしれんが、始末書や叱責は免れないであろう。

3時間の遅延など中国では日常茶飯事だが、何もない待合室ではすることがない。ヒマである。テレビを見ても、中国の選手がオリンピックで活躍する姿を垂れ流すだけである。もう見飽きた。遅れるとは思っていなかったので、日本から持ってきた文庫本はバックパックに入れたまま預けてしまった。

周りを見渡すと、どうやらみんなあきらめモードである。そう、この国ではあきらめが肝心なのである。

 

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