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澳門(マカオ)

Draw The Line(日中友好出入境始末記)

朝からうだるような暑さの珠海の街並み。



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ラオスやタイの暑さと比べると、気温や湿度はそんなに変わらないはずだが、より不快に感じるのは空気が悪いからだろうな。

 

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ど田舎の雲南と比べると、道行く人民も垢抜けているが、耳に飛び込んでくる広東語はさっぱり分からん。

 

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現地在住者や華南を旅する人にはお馴染みのマカオとのボーダー。 香港とのボーダーはもっと大きいし、中国とラオスの国境には、無駄に高圧的な建物があるんだが、ここは、割と地味な建物だね。でも、この国のことだから、そのうち悪趣味なハリボテに建て替える可能性大。

 

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中国側の出境審査。長蛇の列だったが、比較的スムースに人が流れていた記憶がある。

 

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マカオ側の入境審査。朝の8時30分でこの列である。やはり、入境の方が審査が厳しいらしく、30分ほどかかった。私が持っていた日本国の赤いパスポートを見た後ろの2人連れの中国人が、


「アイヤー! 小日本アル。余計な時間かかるアルよ。チョーマジでダルいアルよ」



と、小日本は中国語が理解できないと思って、好き放題ぬかしてやがったので、



「ふ~ん、日本人はそんなに時間かかるの?」



と、嫌味ったらしく言ってやったら、バツが悪そうに苦笑いしてやがった。私は、ゴリゴリの日中友好原理主義者なので、



「あのなあ、お前らのゴミみたいなパスポートと違って、日本国のパスポートは世界最強やねんぞ! そんなことも知らんのか、この田舎もん!」


と、本当のことは言わないでおいた。やっぱり、いい奴だよなオレ。はたして、私の順番が回ってくると、マカオの入境審査も、所要時間1分ほどで終了。ちなみに、他の国での入国審査では、中国人は揉め事を起こすことが多いので、極力中国人の後ろには並ばないようにしている。
 
 

 
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中国人との心暖まるふれあいを経て、エロと博打の街マカオにいざ入境。今では同じ国とはいえ、ボーダーを一歩越えると、風景がガラッと変わるよね。









 
Aerosmith - Draw The Line 

 


November Rain(雨のマカオ空港)

来日中のブータン国王夫妻が大人気のようだが、なぜかペマ・ギャルポさんが通訳をやっていたのが気になった。チベット仏教&親日国家つながりなんだろうな(ってゆーか、反日国家なんて、国を挙げて反日洗脳基地外教育をやっている中国と東アジアの盲腸、いや、ほにゃららキムチ半島以外に存在しないけど…)。

それにしても、日頃、バッサバサの茶髪ばかり目にしていると、王妃の黒髪の美しさが際立つ。東洋人ののっぺりした顔には、茶髪も金髪も似合わん。最近は、ご丁寧に眉毛まで茶色に染めている人が多いけど、茶眉はもっと似合わん(ありていに言ってしまうと、変である)。どうせ染めるなら、大阪のオバハンの白髪染めみたいに、紫や緑色にでもすればいいと思うんだが。ご婦人の考えていることはよく分からんな。以上、ファッションセンスゼロのおっさんの妄言なので、このブログを読んでいるおしゃれな貴婦人のみなさん(そもそも、そんな物好きな人いないと思うけど…)、怒らないでねheart

 

何か最近、雨の週末が多いけど、しかし、よく降るなあ。

 

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復興航空@雨のマカオ空港  

 

 

Guns N' Roses-November Rain

 

 

まぼろしのマカオ

マカオ→桂林マカオ航空NX192は、16:20にマカオを出て、17:40に桂林に到着する予定である。関空→マカオのフライトが予定通り飛んでいれば、夜8時にマカオに着き、マカオで1泊。翌日は、午前中マカオをぶらぶらして、夕方にマカオを出るつもりであった。

しかし、関空→マカオのフライトがアモイにダイバート。アモイからマカオに到着したのは、昼の2時過ぎだった。乗り継ぎの時間が迫っているので、空港から出る時間はない。マカオの入国審査後、すぐに桂林行きにチェックインして、出国審査。出たり入ったりで、マカオ滞在はわずか2時間。初マカオは、パスポートに2個のハンコを押され、空港の中をウロウロしただけで終わった。何をやっとんじゃ、おれは?

ま、しゃーない。泣く子と天気には勝てん。 

 

マカオ空港の出発ロビー。

 

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マカオ空港を利用したことのある人はそう多くないと思うけど、設備は新しいが、小さな田舎の空港である。活気はあまりない。 

 

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空港アナウンスは、普通話と英語で、広東語のアナウンスはなかった。

 

台湾の格安航空会社復興航空。

 

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出発ロビーにあった両替屋。

 

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新聞を見ると、1香港ドルは12円ちょっとなのだが、日本の銀行のこのレートはひどいな。香港やマカオに行く人は、日本の空港で両替すると大損するよ。

桂林へのフライトは、中途半端な時間だったこともあり、機内食はなし。

出てきたビールは青島。 

 

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定刻通りにマカオを出た飛行機は、クソ暑い桂林に到着。

 

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マカオ空港も田舎の空港だったが、桂林空港はそれ以上に田舎の空港である。 

 

いざマカオ

結局、飛行機がアモイ空港を離陸したのは、午後1時近くになっていた。マカオまでは1時間少しのフライトだが、一応機内食が出てきた。

 

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アモイ空港で積み込んだのだろう。お世辞にもうまいとは言えない。ありていに言うと、まずいが、移動中は食えるときに食っておかないと、メシを食いはぐれることが多い。ありがたくいただく。

毛布には、「CABIN USE ONLY」の文字が。

 

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そう書いておかないと、ホテルの備品を根こそぎ持ち去ることで有名なあの国の人民が持って帰るのか?

 

まもなく、マカオの町が見えてきた。

 

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飛行機は、小雨のマカオ空港に無事着陸。

 

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マカオ空港は、関空と同じく海面を埋め立てて作った海上空港である。関空を離陸し、マカオまで3時間半で到着するはずだったが、実に約22時間かかった。 

 

マカオの入国審査。

 

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入国審査官は、一言も発することなく、パスポートを放り投げて返してきた。最近は、あの大陸の入国審査でも笑顔で「ニイハオ」と言われることがあるので(大陸の場合は、上からの指示で体面だけ取り繕っているにせよ)、マカオのお役人の態度は褒められたものではない。マカオは、観光とギャンブルと売春で成り立っているんだから、もうちょっと愛想良くした方がいいんじゃないか。

ちなみに、日本人は、入国審査も税関もほぼフリーパス。ノービザで3か月間マカオに滞在できる。ま、マカオに3か月も滞在する奴は、あんまりおらんやろうけど。 

到着口を出ると、左手に観光案内所があったので、マカオの地図をもらう。さて、いざマカオの町に出て、カジノで大もうけし、エッグタルトとポートワインとエロサウナでウハウハ人生が始まるはずだったが…。

 

 

 

さらばアモイ

当初の予定では、10時半にホテルを出発し、空港に向かうことになっていた。朝食バイキングで大食いして、部屋でゴロゴロしていたら、電話がかかってきた。

「予定が変わり、9時45分出発になりました」

時計を見ると、すでに9時45分である。なめとんか。もっと早よ言え。まったく、この国は、万事この調子である。

ロビーに下りると、同じ便に乗っていた乗客の姿はない。みんな、もうバスに乗り込んだようだ。焦りながらバスを探して乗り込むが、全員揃うまで時間がかかり、運転手はのんびりタバコをふかしており、出発する様子などない。結局、バスが出たのは、10時半過ぎだった。

アモイの街並み。

 

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同じ便の乗客は、大陸が初めての人も多く、交通ルール完全無視の人民が縦横無尽に車道を行き交う姿を見て目を丸くしている。私は、人民の交通マナーの悪さにすっかり慣れてしまい、何とも思わなくなっていたのだが、あのカオスは、ごく普通の日本人には驚きの対象であるらしい。

ホテルは空港のそばだったので、空港にはすぐ着いた。

 

昨日と全く同じ便にチェックイン。

 

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空港の待合室には、いかにも怪しげなキティちゃんが並んでいる。

 

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一応、名目だけは国際空港なんだから、こういうのを売るのはまずいんじゃないの?

駐機場には、全日空の飛行機が。

 

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外国で日本の飛行機を見ると、別に自分が乗るわけではないのに、なぜだかホッとする。やっぱり、自分は日本人なんだな。 

 

アモイ空港は、中国の他の大都市の空港と同じく、住宅街のすぐそばにある。

 

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何かあったら大惨事間違いなしである。とにかく、人だけは無駄に多い国なので、人民が100人単位で死んだって、没問題なんだろう。とにかく、個人が尊重されないし、命の値段が安い。そんな国に住む人民が、他人を尊重したり、他人の命を大事にするはずはない。

さて、わずか10数時間のアモイ滞在だったが、夜中に到着し、空港とホテルを往復しただけなので、全く何も見ていない。以前から、機会があれば訪れてみたい町ではあったが、まさかこんな形でアモイに来るとは思わなかった。今度この町に来るのは、一体いつになるのだろう?

 

 

 

翔鷺国際大酒店

アモイのホテルは、さすがに五つ星だけあって、部屋も豪華である。

 

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大型の液晶テレビは、偉大なる中国共産党に都合の悪い場面になると突然画面が真っ暗になるけどNHKも受信できる。

 

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機内食を食べただけなので腹は減っていたが、疲れていたので、シャワーを浴び、ホテルの裏の雑貨屋で買ったビールを飲んで寝る。残念ながら、電話でホテル専属の小姐を呼んで不純異性交遊にいそしんだり、ホテルの裏のエロ床屋に遊びに逝って、夜の日中友好に励んだりはしていない。疲れ果てて、ビールを買いに行くのがやっとだった。

 

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金威ビール1本3.5元。よく冷えていてうまい。アモイのビールかと思ったが、深センの会社が作っているビールらしい。中国元を持っていて良かった。中国も年々物価が高くなるが、ビールの値段だけは、昔も今も日本円で50円ほどで、ほとんど変わらない。しかし、旅先で飲むビールって、何でこんなにうまいんだろうな。

朝食のバイキングも、品数が多くうまかったが、レストランには、なぜかドラえもんが。

 

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五つ星とはいえ、このへんがいかにも中国だな。

 

ホテルの外観はこんな感じ。

 

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もう二度と来ることはないだろうけど、居心地のいいホテルではあった。しかし、フロントで外貨を両替しようと思ったら、TCは受け付けてくれなかった。二つ星のホテルでもTCを両替してくれるところはある。どんな五つ星ホテルや? 

中国銀行が近くにあるか聞いてみたが、タクシーで行かないと無理だと言われた。結局、アモイでの両替はあきらめた。手持ちの中国元は600元ほど。現金を数万円持っていたので、TCにこだわらずに、ここで両替しておけばよかった、と後で後悔することになる。

 

ごねる小日本@アモイ

アモイ空港への緊急着陸については、同じ便に乗っていたエロ日本人が、某海外風俗系サイトのBBSにこんなレポートを書いていた。

 

投稿者/ **

関空を無事出発したが、マカオ空港台風の為着陸出来ず

急遽廈門空港へ緊急着陸。(20:00マカオ到着予定が廈門到着22:30)

今日は疲れた。(手配してくれたホテルはめちゃ豪華)

明日は無事マカオに着けるかな?

 

投稿者/ ++

マカオ到着、14時過ぎですね。お疲れ様です。
もしよろしければ、ダイバート(臨時着陸)の様子や理由・対応など、カキコミしてもらえませんか?
一人者には、シングルの部屋がもらえたのですか? 費用は? 
よろしくお願いします

 

投稿者/ **

飛行機は結構揺れました。

マカオ空港に着陸チャレンジ何回かしたけどだめでした。

その後、アモイへの行き先変更の、機内アナウンスがありました。

マカオ航空就航の近隣空港(桂林、台北、高雄の方が近いのにと思ったが)

(台風のため行き先変更。機材トラブルではありません)

機内は約8割の搭乗率。(女性のグループ、珠海へのゴルフ組みも結構いました)

地図を見る者、アモイってドコ?CAに詰め寄る者、機内はざわつき始めました。

マカオへの入国書類、健康質問表は記入だったが、中国への入国書類、健康質問表

を配られたのでここで記入。

アモイ空港は風もなく、曇り。

機内で30分位待たされてアモイ入国。

CA達は乗客に気を使うことなくホテル行きのバスに1番に乗り込む。

ホテル到着後もCA達は乗客を誘導することもなく、1番にチェックイン。

ホテルにチェックインするときに、一人部屋だと200元必要だといわれ

しぶしぶOK。(デポジット500元も要求された。)

ホテルは翔鷺国際大酒店(アモイ ザ・グランドホテル)結構豪華。

翌日の予定も説明なくここで解散。

腹が減ったので近くの便利店でビールとつまみを買って一人で食べた。

(たまたま中国元を持っていたので助かった)

翌日9;45分に電話が鳴り、9;45分ロビー集合とふざけた電話。

急いで支度をしロビー集合。

マカオには14;00に着きました。

明日帰国なのにまた台風8号接近中。

もうアモイには行きたくない!!

 

 

機内及びアモイでの様子は、概ねこの方が書いている通りである。

 

>CA達は乗客に気を使うことなくホテル行きのバスに1番に乗り込む。

>ホテル到着後もCA達は乗客を誘導することもなく、1番にチェックイン。

 

これが中国人空姐なら、まあ、とりたてて驚くことでもないのだが、マカオ航空大阪⇔マカオ線のスッチーの半数は、日本人である。それが、同胞の日本人乗客を放ったらかして、我先にバスに乗り込み、まだホテルにチェックインしていない乗客がたくさんいるのに、真っ先にホテルにチェックインして、客室に消えていった。

私は、旅先でのトラブルには慣れているし、中国語もできるし、中国元も持っている。仮にアモイの街中に放り出されても、自分で何とか対処できるが、ほとんどの乗客は中国語なんか話せないし、マカオに遊びに行く人たちなので中国元など持っていないだろう。

日本人の感覚からすれば、バスには乗客を誘導した後に乗り込み、きちんと人数確認。ホテルでも乗客のチェックインを手伝うくらいはやってもよさそうなものだ。もちろん、スッチーのおねえさん達が疲れているのも分かるが、いきなりアモイに連れてこられた乗客の立場からすれば、マカオ航空のスッチーは無責任そのものである。日系の航空会社でこんなことをすれば、首にはならないまでも、始末書は確実だろう。大陸系よりマシとはいえ、さすがは中華系のキャリアである。

ただ、今考えると、日本人スッチーの対応は大いに問題ありと思うのだが、実は現場では何とも思わなかった。中国だからこんなもんだろ、と思い込んでいたのだろう。どうも、私の頭の中はかなり中国化しているらしく、日本人の平均的な感覚からはズレていたようだ。

レポートにもあるように、マカオ航空が手配したのは、翔鷺国際大酒店(アモイ ザ・グランドホテル)。いかにも高そうなホテルだったが、日本に帰ってから調べると、五つ星らしい。

さて、少し調べてみると、悪天候などの理由で、ダイバート(代替空港への緊急着陸)の際は、航空会社がホテル等を手配するのが通例らしい。別に好き好んでこんな所に来た訳ではない以上、そりゃ、まあそうだろ。同じ便に乗っていた客は、ほとんどが団体ないしグループ客で、ホテルのフロントに搭乗券を見せて、すんなりチェックインしている。

しかし、レポートに

 

>ホテルにチェックインするときに、一人部屋だと200元必要だといわれ

>しぶしぶOK。(デポジット500元も要求された。)

 

とあるように、1人の場合は200元の追加料金を払えということである。おいおい、ちょっと待て。他の客はタダで宿泊できるのに、何でオレ様だけカネを払わんといかんのだ? 豪華な部屋だったし、マカオでのホテル代が浮いたので、200元くらい払っても構わんのだが、金額の問題ではない。自分だけ200元取られるというのは、明らかに不公平である。

団体ツアーに1人で参加して、1人部屋追加料金を払うのは、自らの意思によるものなので、何の不満もない。しかし、誰も好き好んでアモイに来たわけじゃない。本来なら、今ごろマカオのカジノで一攫千金、そしてマカオ名物エロサウナで王様遊びを堪能していたはずなのだ。ここで大人しく引き下がると、中国おたくの名がすたる。疲れていたし、眠かったが、徹底抗戦して、マカオ航空の現地職員のサル顔の男相手にごねることにした。

 

「こらっ、何でオレだけ200元払わなあかんねん? 他の奴ら、みんなタダで泊まってるやんけ!? 」

「そういう規則なんだから仕方ないだろ! 大人しく200元払え」

「アホか、お前。オレ、別にアモイなんか来たくて来たんとちゃうっちゅうねん。お前ら、こんな時のために保険掛けてるんやろ。乗客を何や思てんねん?」

「保険なんかないよ。とにかく大人しく200元払え」

「不行!不行!不行!絶対不行! そんなん誰が払うかっちゅうねん? ダメダメダメ、絶対にダメ! お前がどうにかするまで引き下がらんからな!」

 

埒が明かないので、中途半端な中国語はやめて、日本語でごねることにした。もちろん、サル顔は日本語など話せないが、こっちが怒っていることを伝えるには日本語で十分である。それに、ヘタに中国語を使うと、くだらん反論に付き合わされる羽目になる。

さて、さすがは五つ星ホテルだけあって、フロントには日本語のできる服務員もいて、

 

「お気持ちはよく分かります」

 

と私に同情してくれる。周りを見渡すと、他の乗客はみんな客室に消え、ロビーに残っているのは私だけである。

 

「こらっ、サル顔、どうにかしろ!? ああん?」

「(ホントうるせえな、この小日本…)。残っているのはお前だけか? ああ、もう分かった。カネは払わなくてもいいよ」

 

ごねること15分。小日本があまりにもうるさいので、サル顔もあきらめたようだ。

ってことで、免費で五つ星ホテルに宿泊し、ツインルームを1人で使うことになった。別にこのサル顔がホテル代を払う訳ではない。払うのはマカオ航空である。遠慮することなど何もない。

この国、基本的に図々しくて声の大きい者が勝つ。謙譲の美徳なんざ通用しない。自分が正しいと思ったら、自分の正当性をとことん主張しよう。

 

なぜかシャーメン

飛行機が着陸態勢に入ると、ほどなくマカオのネオンぎらぎらカジノ街が見えてきた。しかし、窓の外はものすごい雨で、雨の音が機内にまで響いている。風も強いらしく、機体は思いっ切り揺れている。若干、というか、かなり怖い。

はたして、着陸寸前に機体は再び急上昇し、マカオの上空をぐるぐる回っている。何度か着陸を試みるも、その度に降下と急上昇を繰り返している。機内では女性が悲鳴を上げ、ガキんちょは泣いている。う~む、ついにワシも年貢の納め時か、まさかマカオの海の藻屑となるとは、なんて考えていたら、機内アナウンスがあった。台風の接近による悪天候のため、マカオ空港には着陸できないので、「当機は、アモイ高崎空港に緊急着陸しま~す」とのこと。

何でアモイやねん? もっと近い空港なんぼでもあるやろ、とは思ったが、とりあえず海の藻屑にはならずに済みそうである。乗客は、「アモイ? どこやねんそれ?」なんて騒いでいたが、1時間少し後に飛行機はアモイ高崎空港に緊急着陸。

 

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今ごろ、マカオでエッグタルトでも食っていたはずが、まさかいきなりアモイに連れてこられようとはねえ。人生とは分からんものだ。

大陸の大都市らしく、アモイの空気は悪い(ま、北京よりはマシだが)。 おまけに、着陸後の健康チェックの列に並んでいた時に、一度咳払いしただけで、インフルチェックを強制的に受けさせられ、体温計を口に突っ込まれた。あ、あの、その体温計、ちゃんと消毒してまんのか? インフルより、そっちの方が怖いねんけど…、とつぶやいても、悪いところだけは共産主義大陸の能面服務員にそんな懸念が伝わるわけはない。

まあ、何とか無罪放免され、入国手続き後、到着口を出て待っておくようにとの指示があった。

 

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すでに現地時間22時過ぎ。

実は、この日は、出発前日の夕方から出発当日の朝の5時までオールナイトで飲んでおり、ほとんど寝ていない(単なる自業自得だが…)。帰宅後シャワーを浴び、速攻で荷造りして、関空行きの電車に飛び乗った。疲れた。そして、眠い。寝床にありつけるのは一体いつになるのやら?

 

マカオ航空NX837

マカオは、香港の陰に隠れて存在感が薄いのか、客席には6割程度の乗客しかいない。大丈夫かマカオ航空。

スッチーはなぜかマスク姿。

 

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日本人スッチーは律儀にマスクをきちんと着用していたが、中国人スッチーは、マスクを着けたり外したり、あごに引っ掛けたりしていた。お国柄というか何というか。そんなんじゃ、マスクしてもあんまり意味ないんじゃないの?

空いていたおかげで、3人がけの席を一人で使えた。ラッキー。いや、まあ、きれいなおねいさんが隣に座ってくれるなら何も異存はないが、無駄に声がでかく下品でビール腹の中国おやじでも横に座ってこようものなら、マカオまでの3時間半は拷問そのものである。

出てきたビールは、スーパードライ。

 

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海外仕様のためか、ラベル書きは全て英語である。燕京ビールの紙コップにスーパードライとは、なんか変な感じだな。

 

そして、機内食。

 

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別にうまくもなければ、まずくもない。ただ、乗客を物扱いする魔大陸系の航空会社が出すエサよりは、なんぼかマシではある。この機内食は、日本で積み込んだのかと思ったが、復路も全く同じ内容だったので、往復ともマカオで積み込んだらしい。

そして、食後のコーヒー。

 

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大陸の航空会社の便でコーヒーを頼むと、甘~いネスカフェが出てくるが、マカオ航空はコーヒーと砂糖がちゃんと別々に出てきた。

しかし、

 

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このお菓子は、甘すぎた。

甘党の私ですら思わずおえっとなりそうな甘さである。やはり、お菓子は日本製が一番うまい。 

さらに、嘔吐袋。

 

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もうちょっと他に名前の付け方があるやろ、と思うんだが…。ちなみに、大陸系の航空会社は、清潔袋という名前である。この点に関してだけは、大陸の方がまともである。  

ビールをおかわりし、ほろ酔い加減で気持ち良くなってきたところで、大陸の明かりが見えてきた。マカオにはもうすぐ着くはずである。

 

出発

去年は会えなかった北京の友人に会って、カオヤーを食うために、今年も北京経由で昆明へ行こうともくろんでいた。しかし、北京⇔昆明線は確保できるが、大阪⇔北京線は軒並み満席である。旅行会社の人によると、この時期は里帰りの中国人が多く、北京線は満席になるとのこと。普段は日本からなかなか出て行こうとしないくせに、余計な時だけ帰るんじゃねえよオマエら。

Yahoo!トラベルで別ルートを探してみた結果、上海経由も広州経由も結構高い。夏だからしゃーないかなと思っていたら、マカオ経由桂林行きマカオ航空のチケットが3万6000円という格安で出ていた。桂林⇔昆明は、現地で何とかすればいいとして、このルートだと、往復ともマカオに泊まる羽目になる。

大阪ーマカオ NX837 16:30-20:00 毎日運行
マカオー桂林 NX192 16:20-17:40 月水木土日運行

桂林ーマカオ NX191 18:30-19:50 月水木土日運行
マカオー大阪 NX838 11:00-15:30 毎日運行

ギャンブルは嫌いだからマカオには別に興味はないし、両替面倒くさそうだし、普通話が通じるのかどうか分からんし、ギャングがドンパチやってそうだし、物価高そうだし、あんまり気が向かなかったが、桂林まで往復3万6000円という価格は魅力である。堂島の旅行会社で桂林までのチケットを手配し、一路マカオに旅立つことにした。

大阪の空の玄関関西空港は快晴で、マカオ航空NX837は、定刻よりやや遅れて離陸。

 

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と、ここまでは順調な空の旅だったが…。