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バンコク

Mystery Train(バンコク→アユタヤ45円鉄道の旅2)

ファランポーン駅を出た列車は、スラムが広がるバンコク市内の北側をのろのろ進んでいく。中国もそうだけど、途上国の鉄道沿いにはスラムが広がっていることが多いんだろうね。



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三等車のトイレはこんな感じ。

 

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設備は古いが、きちんと清掃はされており、十分許容範囲内である。

 

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水もきちんと出たよ。中国の硬座のトイレのように、およそこの世のものとは思えない惨状を呈しているのでもなければ、鬼のような女列車員が合鍵を使って個室の扉を無理やり開けようとすることもない。しかし、今考えると、列車員は鬼畜だし、乗客のマナーはサル以下だし、あの国の鉄道は人間の乗り物とは思えんな。

 

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昼間の車内は、それほど混んでおらず、南国特有のだらけた雰囲気である。おそらく、この車輌も日本の旧国鉄かJRのお下がりだと思うが、そのあたりの事情に詳しい方がおられたら教えていただきたい。

 

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バンコクからアユタヤは、約70キロほどの距離だが、こんな感じの平原が広がっている。熱帯の太陽がじりじりと照り付け、熱風が吹き込んでくる。



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車窓から時折大きな寺院が見えるのが、いかにも仏教国のタイらしい。タイは、途上国なので、日本と比べると環境保護は進んでいないが、それでも中国では見られない青空が広がっている。

 

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車内は蒸し風呂みたいな暑さだが、カーブがほとんど無いため乗り心地自体は悪くない。隣席のタイおばちゃんも、おしゃべりに疲れたのか、全力で爆睡中である。



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約2時間後に、列車は古都アユタヤに到着した。タイの列車には車内アナウンスがなく、中国の列車のように車掌が降車駅を教えてくれるわけでもないので、ボケっとしていると降り損ねるよ。



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バンコクも暑かったが、アユタヤはもっと暑い。

 

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タイ国鉄の駅は、どこも設備は古いが、きちんと手入れされていて、不便を感じることはなかった。観光客の多い国なので、英語はどこでも通じた。ほんとうは、カタコトでもいいから、タイ語を勉強して行くべきなんだろうけどね。










アユタヤ駅は、アユタヤの町の少し東にあり、市街地に出るには運河を渡る必要がある。



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悪臭漂うドブ川清流を渡る豪華フェリーは、たしか5バーツ(約15円)くらいだったかな。


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上海の黄浦江や蘇州河も汚いけど、この運河もいい勝負だったな。

 

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この運河は、チャオプラヤー川に合流し、バンコクまでつながる水運の大動脈のようで、結構大きな船も通っている。



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家族旅行の西洋人は、チャリでアユタヤの街を散策しているようだ。


船を降りると、アユタヤの中心部までは歩いて15分ほどである。バックパックを背負って歩くと、たちまち汗が噴き出るが、トゥクトゥクやタクシーを使うほどの距離でもないかな。市場の近くにいたゲストハウスの客引きに連れられて、安宿に荷物を下ろすと、バンコク→アユタヤ鉄道の旅は無事終了。


鉄ちゃん、とくに海外乗り鉄の方、少しは鉄分補給のお役に立ったかな?










Bon Jovi - Mystery Train

Scatterbrain(バンコク→アユタヤ45円鉄道の旅1)

タイ南部の港町プラチュアップキリカンから乗り合いワゴン車で首都バンコクに戻る。



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バンコクまでは約3時間半の道程で、運賃は200バーツ(約600円)である。

 

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翌日の深夜に帰国の予定なので、チャイナタウンあたりに1泊してバンコクをぶらぶらしようかとも思ったが、ゴミゴミして空気の悪いバンコクに泊まるのは気が進まない。バンコク名物ド派手なピンクのタクシーでファランポーン駅(バンコク中央駅)に出て、世界遺産のアユタヤに行ってみることにした。



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切符売り場で5分後に出発する列車のチケットを渡され、飛び乗ったのが11時40分発スリン行き普通列車。運賃は、格安の15バーツ(約45円)である。物価の安いタイとはいえ、これでは、さすがに採算は取れないだろう。聞くところによると、タイ国民は、一部の3等車には無料で乗車できるらしいが、この国の仕組みは、いまいちよく分からない。

定期的にクーデターが起きてガラガラポンをしているし、微笑みの国とは言いながら、タイ人はかなり腹黒くて喧嘩っ早いし、タイはタイでつかみ所のない国である。まあ、中国ほど殺伐としていないし、旅するには楽しい国であることは間違いないけど、タイ語のできない外国人が一歩踏み込むのは難しいね。数多くの観光客が訪れるものの、実は排他的な土地柄の京都と似ているのかな。

人間不信&拝金教の中国なんかは、基本が悪で、その実やっぱり悪なので、ある意味では分かりやすいよね。

 


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3等車の車内には、当然のことながら冷房などあるはずもなく、暑い。



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ファランポーン駅で昼飯を食い損ねたので、そのへんのババアが勝手に乗り込んで販売している駅弁を買う。20バーツ(約60円)くらいだったかな。味はそれなりで、やたら辛かった。


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タイの駅には改札がなく、誰でも出入り自由なので、ホームではこんなじいさんや野良犬がウロチョロしている。南国の強烈な太陽が容赦なく照りつけている。暑い。この国の人達って、生まれてから死ぬまで、暑いしか選択肢がないんだろうね。最近は暑いのはそれほど嫌いではないし、普段は意識することもないけど、四季がある国に住んでいるってのは、実はとても恵まれているのかもしれない。











Jeff Beck - Scatterbrain


 

Since I've Been Loving You(貴方を愛しつづけて)

中華街のネオンを背景に婚礼写真を撮る新婚さん(の割には、男の方がくたびれたおっさんなのが気になる今日この頃だが)



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東南アジア最大のチャイナタウン、バンコクのヤワラーにて。

 

微笑ましい光景ではあるが、臆面もなくこういう行為ができるのは、やはり中国人か中華系ならではなんだろうね。我々日本人と見た目や肌の色は似ていても、物の考え方や感覚は全く異なるようだ。









Led Zeppelin - Since I've Been Loving You


Rock 'N Roll Train(熱帯の貧民列車)

タイの首都バンコクのファランポーン駅(バンコク中央駅)。
 


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1897年に開業したという歴史のある古い駅だ。中国の北京駅や瀋陽駅と同様、歴史を重ねてきた駅舎には、上海南駅や昆明駅なんかの安っぽいハリボテと違って、重みがあるよね。
 
 

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バンコク中央駅の待合室。蒸し暑いバンコクだが、ここは空調が入っていて涼しい。タイの鉄道は、設備が古く、速度も遅いので、お金持ちは飛行機や高速バスを使うが、3等車の運賃は非常に安いので、利用するのは貧民層か物好きな外国人旅行者が多い。とある町で、ツーリスト・インフォメーションのお姉さんに、「あなたがバンコクに行くとしたら、列車とバスのどちらを使うか?」と聞いたら、迷うことなく「バス」という答えが返ってきたよ。タイ人にとっても、列車は遅くて不便らしい。



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バンコク中央駅の切符売り場。窓口では英語が通じるし、駅員も笑顔で接してくれる(別の日にこの駅に来たら、携帯をいじりながら応対する、全くやる気のない無愛想なクソ女がいやがったが…)。もちろん、タイにもアホな駅員はいるが、少なくとも、どこかの国と違って、駅員に罵倒されたり、人民に割り込まれることはないよ。



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私が乗ったのは、19時30分発のバンコク発ナコンシータマラート行き急行である。本当は、22時の特急に乗りたかったが、切符は全て売り切れていた。



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日本の駅と同じように、中国の駅には改札があり、発車直前にならないとホームに入ることはできないが、タイの駅には改札がない。出入り自由なので、地方の駅に行くと、そこらへんのおっさんやおばはんが意味もなくウロチョロしていたり、駅のホームで野良犬が寝ていたりする。



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タイ国鉄のディーゼル機関車。見たところ、中国の機関車よりも古いな。相当な年代物なんだろうね。



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タイの国鉄には、ブルートレインを始めとして、日本の国鉄やJRのお下がり車輌が多いらしいが、今回、それっぽいのは見かけなかった。



【参考】タイ国鉄JR西日本譲渡車両
http://www.2427junction.com/thailandreportjr.html



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硬座3等車の車内。現地時間で深夜の3時46分。バンコクを出て8時間経ち、さすがに乗客もぐったりしている。当然、エアコンなどあるはずもなく、窓からは南国の熱風が吹き込んでくる。エアコン付き指定席の2等車に乗りたかったが、3等車の切符しか残っていなかった。



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タイ国鉄の3等車には、物売りのババアが勝手に乗り込んできて、駅弁やら果物、飲み物なんかを売りに来るが、商魂たくましいタイババアも、さすがに深夜には営業しないようだ。貧民列車だからという訳ではないだろうが、乗客のマナーは、決して良いとはいえない。しかし、ゴミをまき散らしてタンを吐き、通路でガキに小便やウンコをさせる中国の硬座よりははるかにマシである。



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9時間の列車の旅を終え、タイ南部の町チュンポンで下車。この町は、リゾート地のタオ島の玄関口なので、西洋人旅行者が何人も下車していった。ちなみに、バンコク→チュンポンの3等車の切符は、232バーツ(約700円)である。
 


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町が目覚めるまでしばらく時間があるので、駅のベンチで横になり、1時間ほど眠る。蚊にも刺されず、爆睡したが、夜中でも結構人がいるので、とくに危険だとは思わなかった。ただ、良い子は真似しない方がいいかもね。



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バンコクから伸びるレールは、さらに南部の町ハジャイ等を経て、マレーシア、シンガポールまで約2,000キロを結んでいる。 いわゆるマレー鉄道だね。



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チュンポンの駅前には、イギリス製の古い蒸気機関車が展示してあった。日本に戻ってから知ったが、沢木耕太郎の「深夜特急」のマレー半島の旅も、バンコクを列車で出て、このチュンポンから始まる。沢木は、駅前の売春宿に泊まったらしいが、数十年の歳月を経た今では、チュンポンの町も健全な地方都市になっていて、それっぽい怪しげな宿は見当たらなかった。










AC/DC - Rock 'N Roll Train